長持ちするソファの選び方とは?お手入れ方法やおすすめのソファと合わせて解説

ソファはリラックスできるスペースです。お気に入りのソファを見つけたら、長持ちさせたいと考えるものでしょう。この記事では、ソファの耐久年数や張地・衝撃吸収材の種類ごとの耐久性、長持ちするソファの選び方などを解説します。また、ソファを長持ちさせる方法も合わせて解説するため、使用中のソファを長持ちさせたいと思う人はぜひ参考にしてください。

ソファの耐用年数

UnsplashのTimothy L Brockが撮影した写真

ソファの耐用年数は張地やバネの種類によって左右されますが、おおむね5~10年ほどですが、使用方法やお手入れに気を付けることで15・20年と長くご使用いただけるソファもございます。適切にお手入れすることで寿命を伸ばせ、長持ちにつながります。フレームが軋んだり、張地の傷が増えてきたりすると、寿命が近いと考えましょう。

張地の種類ごとの耐久性

ソファの張地は、インテリアや使い心地、部屋の印象を左右する重要な要素です。ソファの張地は、クッション部分の大部分を占めるため、劣化などが一番目立つパーツになります。ソファの張地は、おもに3つの種類にわけられます。それぞれ特徴と耐久性を解説します。

1)ファブリック(布)製

ファブリックとは布の総称で、ファブリック製ソファの耐用年数は6~10年ほどです。ファブリックには、綿や麻、アクリル、ポリエステルなどのものがあります。基本的に生地が厚手なほど、丈夫で破れにくい傾向があります。

ただし、汚れが目立ちやすいため、ソファカバーや取り外しが可能なカバーリングのソファを使用し、定期的に洗濯すると長持ちしやすくなります。洗濯する際は、ドライクリーニング専用の場合もあるので注意が必要です。布が擦り切れたり色あせが目立ったりすると、寿命を迎えたサインと考えましょう。

2)本革製

本革とは、牛や馬などの動物の革を使用したものです。本革製のソファは一般的に10年が寿命とされますが、定期的にお手入れすることで20年や30年と長持ちすることもあります。こまめに専用のクリームを塗ることで、ひび割れや色落ちを予防できます。他の張地と比べて高価ですが、汚れやほこりが付着しにくく耐久性が高いことが特徴です。

3)合成皮革製

合成皮革とは合皮とも呼ばれる、人工の素材です。本革に近い雰囲気に作られています。合成皮革製のソファはおおむね5~10年と、品質によって寿命に差があります。お手入れが容易な一方で耐久性は本革に及ばず、長期間使用するとひび割れや剥がれが発生しやすくなることはデメリットです。表面のコーティングが剝がれた際は、寿命のサインと考えましょう。

衝撃吸収材の種類ごとの耐久性

ソファには座面部分に衝撃吸収材が使用されており、種類によって長持ちするかに影響します。種類としては、おもにウェービングベルト、S字バネ、ポケットコイル、コイルスプリングの4種類です。それぞれの特徴と、耐久性を解説します。

1)ウェービングベルト

ウェービングベルトとは、幅広のゴム状の布を編んだものです。フレームの座面下に貼り付けることで、スプリングの役割を担います。金属ではないため軽く安価で、不快な音が発生しません。他の衝撃吸収材とは異なり、底付き感がないのも特徴です。

一般的には耐久性が低いとされますが、素材によっては高級ソファに使用される耐久性の高いタイプも存在するため、一概にはいえません。単体ではなく、他の衝撃吸収材と併用して使用されるケースが多いです。

2)S字バネ

S字バネとは、名前のとおりS字状のバネを加工し連結したものです。安価なため、低価格帯のソファに使用されるケースが多くみられます。また、厚みがないため、座面が薄いソファに適しています。S字バネを使用したソファを選ぶと予算は抑えられますが、ポケットコイルと比べて耐久性や弾力性は低いでしょう。

3)ポケットコイル

ポケットコイルとは、コイルスプリングがそれぞれ袋に入っており、独立して荷重を支えるものです。ウェービングベルトやS字バネと比べて耐久性や弾力性に優れており、高価格帯のソファに使用されることの多い衝撃吸収材です。へたりにくく、身体にフィットしたような座り心地を実現できます。

4)コイルスプリング

コイルスプリングは、弾力性にとんだらせん状のスプリングをフレームの上に並べて、それぞれを鉄線で連結させています。 面でしっかりと身体を受け止めるので、底づき感のないクッション性が得られます。コイルが鉄線で連結されている為、どこに座っても同じ座り心地になる特徴があります。

コイルが連結されることによって、バネへの負担が一点に集中することがなく、全体に分散されます。その為、木枠への局所負担も減り、バネ自体も耐久性が高いと言えます。

長持ちするソファの選び方

どのようなソファであれば長持ちするのでしょうか。バネの種類やクッションの素材など、4つの選び方を解説します。

バネの種類で選ぶ

ソファには、前述したウェービングベルトやS字バネ、ポケットコイル、コイルスプリングなどのバネが使用されています。バネはソファの座面を支えるもののため、種類によって耐久性や座り心地が変わります。一般的に、もっとも耐久性に優れている衝撃吸収材はポケットコイルです。ウェービングベルトは価格を抑えるために使用されることが多く耐久性に劣る場合が多いものの、一部のソファには耐久性の高いウェービングベルトが使用されるケースも存在します。

クッションの素材で選ぶ

ソファのクッションには、羽毛やウレタン、綿などが使用されます。ウレタンは品質がさまざまで耐久性に違いがあるものの、一般的に長持ちしやすいといわれています。ただし、多くの場合、中密度ウレタン・高密度ウレタン・ウレタンチップなど、さまざまなウレタンを組み合わせて座面が作られます。そのため座り心地や耐久性も品質によってばらつきがあります。

座面がやわらかすぎないものを選ぶ

座面のやわらかさは、座り心地の良し悪しにつながります。やわらかな座り心地のソファはリラックスできます。ただし、やわらかすぎるソファは、型崩れやへたりが発生しやすいこともあるので注意が必要です。また、体圧分散がされにくく、身体への負荷が大きくなりやすい点もデメリットです。

極端に価格が安いものは注意する

ソファは、さまざまな価格帯のものが存在します。長持ちするソファを選ぶには、極端に価格が安いものは避けましょう。あまりに低価格なソファは張地やバネ、クッションなどの品質を妥協したものが多くみられます。品質が低いとへたりやすく、張地にひび割れや剥がれなども発生しやすくなるため耐久性が劣ります。

ソファを長持ちさせる方法

ソファの掃除

同じソファでも、いくつかのポイントに気を付けるだけで長持ちさせることができます。5つの注意点を解説します。

同じ箇所ばかりに座らない

毎回ソファの同じ場所に座ると、一点に負荷がかかり、へたりやすくなります。一点が痛むと、ソファ全体の耐久性にも悪影響を及ぼします。こまめに座る場所を変更し、同じ場所にばかり座らないようにしましょう。

定期的に座面を入れ替える

同じ場所に座らないように注意していても、つい無意識で一定の場所に座ってしまうことは多いです。座面を取り外せるソファであれば、定期的に入れ替えることで座面の負荷を分散させ長持ちにつながります。

座面の状態が悪化したのちに入れ替えたのでは遅いため、毎週や毎月など決まった日にちに入れ替えましょう。座面が外せないソファの場合は、座面の中身がほぐせる素材であればほぐします。ただし、ウレタンのように、ほぐせない素材もあります。

勢いよく座ったり飛び跳ねたりしない

耐久性が高い長持ちするソファであっても、過度な負荷をかけると故障が発生する可能性があります。勢いよく座ったり、ソファの上で飛び跳ねたりしないように注意しましょう。過度な負荷はへたりにつながります。ソファは一般的な使用法で設計がされており、過度な負荷は想定されていません。

直射日光に気を付ける

ソファに直射日光が当たると、劣化が進む原因となります。革のソファであれば色あせして劣化が進んだり、ファブリック製のソファであれば日焼けや色あせの原因となったりします。直射日光を避けられる場所に配置するか、日中もレースカーテンを閉めて日差しを避けられるように配慮しましょう。

定期的にお手入れする

ソファを長持ちさせるには、定期的なお手入れが重要です。たとえば、本革製のソファはこまめに専用クリームを塗ることで革の内側に撥水・撥油効果のある保護膜を形成し、汚れや汗、皮脂等の侵入を防ぎやすくしてくれます。定期的にお手入れしないと、汚れや油などが革に浸透し劣化が進みやすくなります。

定期的なお手入れが難しい場合は、本革と比較すると汚れや水に強く、手入れしやすい合成皮革のソファを選ぶのもおすすめです。汚してしまっても、中性洗剤で拭き取れば簡単に落ちます。ただし、耐久性は革よりも劣り、経年変化を楽しめる素材ではありません。

本革製のソファであれば、定期的に乾いたタオルで乾拭きすると清潔さを保てるでしょう。しかし、本革製であっても食べ物や飲み物が付着した場合、早期に拭き取らないと落ちないシミになることがあります。

おすすめのソファ3選

実際に、どのソファを買えば長持ちするのでしょうか。おすすめのソファを解説します。

3人掛けソファ オシリス SP IT108

かねたやオリジナル 3人掛けソファ オシリス SP IT108

革の技術に長けたイタリア製の一枚皮を使用している、総革張りソファです。本革ならではの重厚感と高級感を演出しています。本革のため、適切にお手入れすることで長持ちさせられ、色合いの変化も楽しめます。

カウチソファ フープラF GY(ストック版)

かねたやオリジナル カウチソファ フープラF GY(ストック版)

全体幅308cmの、広々としたソファです。座面はほどよい弾力性があり、身体が深く沈みこむことを防いでくれます。ヘッドレストは可動式で、45段階と細かく高さを変更できるため首の位置に合わせられます。

3人掛けソファ ホルス4 IT107

かねたやオリジナル 3人掛けソファ ホルス4 IT107

革の生産・加工技術が世界でもトップクラスのイタリアで生産された一枚革を贅沢に使用した総革張りのソファです。しっとりと肌なじみがよく、本革本来の重厚感と光沢ある色合いがお部屋の印象をワンランクアップさせます。

レザー製品保護材を定期的に塗布するなどお手入れが必要ですが、手を掛ければ掛けるほど長持ちする素材です。

まとめ

ソファはおおむね5~10年ほどが寿命とされていますが、張地や衝撃吸収材などの種類で違いが生じます。また、本革のソファなど素材によっては、適切なお手入れをすることで15・20年と寿命を伸ばせます。クッションの素材や価格などを含め、長持ちさせられるソファを選びましょう。

かねたや家具店は、店舗販売だけではなく、イベント販売から法人事業まで幅広く対応しています。イベント販売としては、インテリア(家具)の総合展示会「家具メッセバザール」を主催してきました。家具メッセバザールは主に幕張メッセ、東京ドームシティー、さいたまスーパーアリーナなどの大規模会場で開催され、来場者数・店外催事売り場面積ともに日本最大級の規模を誇ります。